モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」ハ長調 K.551
第1楽章 Allegro vivace(活き活きとした速いテンポで)
力強く響く和音に続き堂々とした第一主題の旋律が奏でられます。
モーツァルトらしい優美で繊細なメロディの第二主題との力強さのコントラストが見事な楽章です。
第2楽章 Andante Cantabile(うたうような表情豊かなテンポで)
ミュートをつけたヴァイオリンと木管楽器群が奏でる旋律は、ヴェールに包まれたようであり、美しさの中にも少し憂いを感じさせる静かな楽章です。急に現れるフォルテの響きに夢から覚めるような気分を覚えます。
旅雨
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